シーズは20周年を迎えましたのサムネイル

こんばんは、シーズ代表の西垣です。

2024年12月24日、シーズはめでたく20周年を迎えることができました。

これもひとえにお客様を始め協力会社様、社員、そしてシーズを応援してくださるみなさまのおかけです。

いつも本当にありがとうございます。

20周年を記念して、先週金曜日にKRPにあるGOCONCで記念式典を開催しました。

シーズではこれまでの20年間、式典らしいものを行ったことがなかったので、とても新鮮で、気持ちを新たにする良い機会になりました。

また、コロナ禍で会社がリモート体制となり、それ以来全員が顔を合わせることがなかったのですが、今回の式典には全員が参加し、久しぶりに直接顔を合わせることができ、久しぶりのメンバー同士が楽しそうに話しているのを見てとても嬉しく思いました。

式典では色々コンテンツがありましたが、その一つでシーズのビジョンについて発表したので、その内容について改めてこのブログで説明したいと思います。

MVVSS

これからの発展の指標として、新たにMVVSSを設定しました。

MVVSSとは何かというと、

ミッション、ビジョン、バリュー、スピリット、スローガン

の5つの頭文字を取ったもので、企業の方向性や価値観を表す言葉たちです。

これまでシーズでは「経営理念」として、

💡
インターネットの活用提案を通じて、人と社会の進歩発展に貢献する

という言葉を掲げてきました。この理念自体はこれからも変わらずに定義し続けますが、それに加えて、もっとキャッチーでシーズの指標となる新たな言葉を設定しました。

経営理念

💡
インターネットの活用提案を通じて、人と社会の進歩発展に貢献する

「経営理念」とは会社がなんのために存在しどこに向かっているかの指標です。

この経営理念は、創業して数年後に制定しましたが、その背景には私がインターネットに出会った頃の体験があります。

1995年、大学1年生だった私は初めてインターネットに触れました。ホワイトハウスのホームページを目にしたとき、「このパソコンが世界とつながっている」「このLEDの点滅がリアルタイムで海を越えて通信している」という事実に大きな感動を覚えました。

それをきっかけに、個人でホームページを立ち上げたり、CGIに挑戦したりと、インターネットに深くめり込むようになりました。そして、社会人になる際も「インターネットに関わり、何かを作りたい」という思いから、ホームページ制作の仕事を始めました。

技術を磨いていく中で、自分が作ったものを喜んでくれる人々が増えていきました。そして、自分がインターネットから受けた感動や衝撃を他の人々にも届けられることに、大きな喜びややりがいを感じるようになりました。

この思いが創業の根底にあり、今のシーズにつながっています。

それ以来、一貫してこのメッセージを掲げ続けてきました。この理念は、これからもシーズの経営理念として大切にし、変えることなく進んでいきたいと考えています。

ビジョン

💡
世の中の「あたりまえ」をアップデートする

今回新しく設定したビジョンです。

私たちの仕事、つまり技術サービスの提供は、世の中をアップデートし、人と社会をより良い方向へと導くことができます。

たとえば、

  • 仕事の仕組みをDXによって変革し、働く人々を笑顔にしたり
  • 老朽化したシステムをリプレースし、情シスを苦労から開放したり
  • 新しいITサービスの立ち上げに関わり、事業発展に貢献したり

世の中はIT化によってより良くなっています。私たちは、その変革や進化を生み出す側として、未来を創り出していきます。

ここで「あたりまえ」という言葉を取り入れているのは、普段何気なく受け入れている当たり前のことにも、私たちが問題提起し、より良い方にアップデートできるという意思を表すためです。

たとえば「いままでこのやり方でやってきた」といった言葉を聞いたときに、そのまま受け流すのではなく、改善の余地があるか考え「もっと良いやり方がある」と提案できる存在であり続けます。

バリュー

💡
インターネットの力でクライアントの様々な課題を解決する

課題解決のためにある武器が「技術力」と「提案力」です。

お客様のビジネスや現場には、さまざまな課題があります。

たとえば、

  • サーバーが重い。なんとかしてほしい。
  • システムが古くて使いづらい。なんとかしてほしい。
  • AWSについてわからないことが多いので教えてほしい。
  • いまのセキュリティーが不安。なんとかしてほしい。

こうしたビジネス上の様々な課題に対して、私たちは「技術力」と「提案力」を駆使し、解決策を提供します。それこそが、私たちの価値であり強みです。

ミッション

💡
人とテクノロジーの架け橋となり、価値ある技術を提供する

シーズは、技術を提供するだけでなく人々がよりテクノロジーを享受できるよう架け橋となる存在であることを使命としています。

テクノロジーがエンジニアの専門的なものではなく、一般人にとって価値あるものに変革し、橋渡しをすることが我々の使命です。

スピリット

💡
プロフェッショナル・提案力・チームワーク

プロフェッショナル

我々のミッションでありバリューでもある「お客様の課題解決」を実現するには、高い技術力、信頼できる人柄、心のこもったサポートといった、あらゆる面でのプロフェッショナル意識が必要不可欠です。

提案力

企業理念やビジョンにも「提案・アップデート」の言葉を掲げているように、現状に甘んじることなく、あたりまえのことにも積極的にメスを入れ、よりよい未来を提案していってほしいと思います。ただ言われたことをこなすだけでなく、自ら考え、提案できる人間になってほしいと願っています。

チームワーク

個人でできることには限界があります。基本的にはチームを組んでプロジェクトを進めていくため、チーム内での円滑なコミュニケーションや、リーダーシップを発揮することが求められます。チームとしてよりよい成果を生み出すためにはチームワーク力が重要です。

スローガン

💡
Deploy The Future

これまで説明してきた経営理念やMVVSSをすべて一つに凝縮したキャッチーな言葉です。

すでに名刺やホームページなどでも使いだしています。

「Deploy」とは、開発でよく使われる用語で、「実装する」「本番配備する」といった意味の言葉です。サーバーにアップロードし、公開可能な状態にするプロセスを指します。

ただ「デベロップ(開発)」して「作る」だけではありません。「作ったものを、世の中にリリースし、未来をより良い方向に変えていく」

これこそが、我々の使命であり、胸に刻むべきスローガンです。

我々がもっている技術力、提案力は世の中をよりよくする力をもっています。

みんなで力を合わせ良いものを作り、デプロイし、世の中をアップデートしていきましょう。

それにより、人と社会がより豊かになると信じています。

AWS re:Invent 2024ブログ:第四弾社員の変化編のサムネイル

はじめに

こんにちは、シーズ代表の西垣です。

今回は re:Invent に参加した社員の変化についてお話ししたいと思います。

シーズ社員がラスベガスに行くのは人材育成への「投資」としての意味があります。

特にエンジニアたちが「人として」「エンジニアとして」成長するための重要な機会と考えています。

ラスベガスというイメージから「良いですねぇ、儲かってますね」と誤解されがちですが、それは違います。また、頑張ったご褒美で行くわけでもありません。

ラスベガスにて世界初の情報を仕入れ、最先端技術を学び、世界中のAWS関係者との交流しエンジニアとして成長し、それを日本に持ち帰り社内で共有・検証し、お客様への活用提案やブログ・勉強会を通して日本のIT業界全体の発展に貢献してもらうことを期待しています。

これまでの参加者

今年でre:Inventへの参加は3回目となり、これまでに私を含めて累計11名が参加しました。

  • 2019年:2名
  • 2023年:5名
  • 2024年:4名

重複を除けば、7名がre:Invent経験者になっています。

行く前と行った後の変化

多くのメンバーは仕事で海外に行くのが初めてでした。

日本ではリモートワークが中心となり、家でパソコンに向かう時間が増え、会社以外の場所へ出かける機会が少なくなっています。そんな中、アメリカ・ラスベガスという遠方への出張に挑戦することは、大きな勇気が必要だったと思います。

不安と期待、好奇心、そしてプレッシャーなど、さまざまな感情が入り交じる中で、行くことを決意したメンバーたち。彼らが帰国後に報告会で語った声を以下に紹介します。

参加メンバーの声

行ってよかった(機会があればいくべき)
情報に対する感度、情報に対する欲求があがった。
変わったこと:What’s Newに敏感になった。
インプットに貪欲になった
現地で熱狂、楽しさ、苦しさを感じる意義
(行く前)AIに興味はなかった→(行った後)AIに向き合うことは不可避と感じた
(行く前)英語もやらないと→(行った後)楽しむためには英語力不可避(何とかはなるけど)
・英語をまったく話せなくてもギリギリなんとかなった。。  ・ほぼOK, Yes, Thank youしか喋ってない。
・re:Invent楽しい!
・Keynoteの新サービス発表などを聞くのが自分が世界初となる。
・ワークショップやJAMでは、皆で盛り上がって楽しみつつ非常に勉強になる。
・めちゃくちゃ充実した9日間でした。行けて良かった。
・もっとアウトプットしていきたい。
・今後、開催されるAWS関連イベントにも参加していきたい。
Q: すぐに日本語要約されたものが動画であがるのに現地まで行って聞く意義ってあるのですか A: 僕は現地まで行かなければこれらのアップデートを見る事はなかっただろう。
ここにきてる日本人は会社から70万円ほどは”投資”されて参加している方なので、その会社のエースがきている。 そんな方とラスベガスの地での交流は刺激になるしAWSの話もスムーズでとても楽しい。勉強になる。

いずれも前向きな意見ばかりで、嬉しい限りです。

特に印象深かったのは、去年の参加者の中に、re:Inventをきっかけに日本での勉強会に積極的に参加するようになり、年間120日(なんと3日に1回!)も参加するような猛者も現れました。

今後について

というわけでシーズでは、エンジニアのモチベーションが爆上がりするre:Inventには、これからも毎年参加する予定です。

参加資格

シーズのre:Invent参加資格は比較的緩やかで、やる気があれば十分に挑戦するチャンスがあります。

  • AWS資格プロフェッショナル以上を保有していること
  • 上司の許可(一週間日本を離れるため、案件調整が必要)
  • 行きたいという気持ち

これだけです。

もしこのようなシーズで「共に成長したい」「もっとAWS案件に携わりたい」という人がいれば是非お気軽にご連絡いただければ幸いです。

シーズと気軽に座談会

https://recruit.seeds-std.co.jp/discussion/

2024年 ラスベガスSphere
2024年 ラスベガスSphere
2023年 グランドキャニオン
2023年 グランドキャニオン
2019年 ホースシューベンド
2019年 ホースシューベンド


👉️ AWS Graviton のことなら acCloud にお任せください!
👉️ AWS Graviton のことなら acCloud にお任せください!