みなさん1on1(ワンオンワン)をご存知でしょうか。
1on1を簡単にいうと、上司と部下が一対一で定期的に面談をする人材マネージメント手法のことです。
普通の面談と違うのは
- 部下への指導の場ではなく、部下の話を聞いてあげる場であること(=傾聴・コーチング主体)
- 話すことが無くても定期的に開催すること (雑談OK)
この2点です。
そして1on1の目的は「社員の成長促進」です。
部下が困っていること聞いてあげたり、成長に必要なやるべきことを気づかせてあげることがメインです。
特にコーチング主体というのが大事で、仕事とはこうあるべき。あなたはこうすべきと上司は言いがちですが、そこを我慢して部下の話に傾聴し内発的な成長を促す事に注力するところがポイントです。
シーズでは2016年ごろよりはじめました。 yahooの1on1マネージメントの話を知ったのがきっかけです。 全社員対象で月1開催しています。
参考文献
ヤフーの1on1―――部下を成長させるコミュニケーションの技法
シーズでは上司を選べます
1on1はスタートアップを始め多くの企業で取り入れられていて、各社様々な試行錯誤をされていますが、シーズの1on1の最大の特徴は1on1相手を部下から指名してもらうことです。
1on1の時期になると部下は、私を含めマネージャー層5人から面談相手を選んでもらいます。
選ぶ方も選ばれる方も一定のドキドキ感がありますがw慣れると特に問題はないです。
以前はマネージャーとその部下の固定でやっていましたが、どうしても相性問題があり、なかなかこの二人は上手いこと行かないなという関係もあったので、それなら上司を選んでもらおうと。今の形になりました。
繰り返しになりますが1on1の本来の目的は、部下の成長促進です。まだ目覚めていない能力を最大限引き出すことにあります。
相性の悪い上下関係で摩擦を生じさせるより、伸び伸びと自分の最大のパフォーマンスを出して成長できる環境を用意してあげたいと思っています。
フワフワと変な方向に向かっているときや、伸び悩んでいるときはもちろん指導、アドバイスもしますが、シーズでは社員が伸び伸びと仕事できる分、お客さんへ良いサービスが提供できると思っています。