こんにちは、シーズ代表の西垣です。
現在、ラスベガスで開催されている AWS re:Invent 2023 に参加しています。これは4年ぶりで、シーズからは私を含めた5名が参加しています。
今回のAWS re:Invent 2023のハイライトの一つであるAWS CEO、Adam Selipsky氏のキーノートを聞いてきました。このキーノートから得た印象や、個人的に興味を持ったトピックについてのメモをここに記します。
https://reinvent.awsevents.com/keynotes/
やはりAIが熱い。特に生成AI系。
Bedrockを中心にアップデートが色々きてる。
https://aws.amazon.com/jp/bedrock/
日本人参加者との会話の中でもAIの話題が多い。ただ、ユーザー企業曰くどこも作れるとこはないみたい。
シーズも社内向けサービスから始めてノウハウを貯めていきたい。
Graviton4が出た。チップも熱い。
この前graviton3が出たと思ったら、もう4が出た。
どんどん進化している。
graviton3に比べてこれだけ早くなった。
databases MAX40%
web applications MAX30%
large Java applications MAX45%
詳細
AWS シリコンイノベーション
https://aws.amazon.com/jp/silicon-innovation/
Gravitonだけでなく機械学習トレーニング向けTrainiumなど、チップ関連でも多くの発表があった。
nVIDIAともAI向けチップの新しい提携もあった。
nVIDIA創業者も駆けつけ壇上で褒め称えあっていた。
Working Backwordsは偉大
4年前のキーノートでは「AI向けのCPUをどんどんリリースしているぜ」という内容が発表されていたのを覚えているが、それが最近の生成系AIなどのイノベーションの基礎になっていたのはすごいと思った。
キーノートの最初でもWorking Backwordsの話が出てたので、この文化は素晴らしい。シーズにも根付かせたい。
https://www.seeds-std.co.jp/blog/24gk/bc8b33c4-bba8-4432-b77d-a4c95f1e0da4/#■AWSはどうやってサービスをリリースしているか1Amazon CodeWhisperer
GitHub Coplit みたいなやつ。試してみないとわからないが良いかもしれない。
https://aws.amazon.com/jp/codewhisperer/
コードを書くのは、ChatGPTでもできるが、AWSの生成系AIはあくまでもインフラ屋さんとしてAI基盤を提供してくれるので、我々がセキュリティーを一番大事にしているのを理解してくれている安心感がある。
Amazon Q
AWSコンパネ内でアーキテクト、トラブルシューティング等を回答してくれる。
まだプレビューだが、どんどん精度が上がると思われる。
PM、SEさんはぜひ試してほしい。
質問例
こういうサービスを作りたいのでおすすめの構成を教えてください。
お客様からメールが届かないと問い合わせがあります。いつからいつまでのログを抽出したい。
Project Kuiper(カイパー)
https://www.aboutamazon.com/what-we-do/devices-services/project-kuiper
アマゾン全社をあげて大きな賭け(bold Bet)を開始した。
衛星ネットワーク。スターリンクのamazon版
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2310/06/news090.html
特に土地が広大で回線を引けないところなどでも高速ネットができるようになると、ネットインフラ格差がなくなり、世界中でエンジニアが増えることになるだろう。
そういう発展途上国向けのエンジニア支援プログラムも開始して成果も上げている。
スターリンクとも良い意味で競争しあって、数年後にはインターネットは衛星ネットが当たり前になっている気がする。
どこまでITが発展するのだろうか。AI、衛星ともに楽しみで仕方ない。