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VimでGo言語を書く環境を設定する

2015/03/17

VimでGo言語を書く環境を設定する

概要

Go言語をインストールして実行できる環境を作り、

VimでGo言語を書く設定をしていきます。

Goのインストール

以下のページでバイナリをダウンロードし、ホームディレクトリに設置します。

https://golang.org/dl/

1wget https://storage.googleapis.com/golang/go1.3.3.linux-amd64.tar.gz
2tar xvzf go1.3.3.linux-amd64.tar.gz
3mv go1.3.3.linux-amd64 ~/go
4

Goパッケージの保存先であるディレクトリを作成します。

1mkdir ~/go/packages
2

.bashrcなどに、以下の環境変数を設定します。

1export GOROOT=~/go
2export GOPATH=$GOROOT/packages
3export PATH=$PATH:$GOROOT/bin
4

「source ~/.bashrc」で設定を有効にすると、goコマンドが使用できるようになります。

Vimの設定

goコマンドを使用して、以下のパッケージをインストールしておきます。

パッケージ機能
gocode入力補完
golintコーディング規約チェック
godef定義ジャンプ

インストールコマンドは以下のようになります。

1go get github.com/nsf/gocode
2go get github.com/golang/lint/golint
3go get code.google.com/p/rog-go/exp/cmd/godef
4

Goに対するVimの設定ですが、パッケージに同封されているVim設定ファイルを使用します。

上記の方法でインストールしている場合は、~/go/misc/vimに存在しています。

※現在のGoリポジトリにはmisc/vimは入っていないようです。将来的には少し違う設定になると思います。http://vim-jp.org/blog/2014/09/02/vim-go-extra.html

.vimrcに以下の設定を追記します。

1filetype off
2filetype plugin indent off
3set runtimepath+=$GOROOT/misc/vim
4filetype plugin indent on
5syntax on
6autocmd FileType go autocmd BufWritePre  Fmt
7set rtp+=$GOPATH/src/github.com/nsf/gocode/vim
8set rtp+=$GOPATH/src/github.com/golang/lint/misc/vim
9set completeopt=menu,preview
10

これで自動補完や自動フォーマットが動作するようになります。

以下、よく使うコマンドを表にしておきます。

コマンド意味
:Import {コマンド名}importにパッケージ名を追加
:Drop {パッケージ名}importにパッケージ名を削除
:GoDoc {パッケージ名}パッケージのドキュメントを閲覧する
:Godef {定数名/関数名など}定義ジャンプ

参考

Vimを使ったGo言語開発手法

http://mattn.kaoriya.net/software/vim/20130531000559.htm

Go言語のインストール

http://golang.jp/install

GOPATH は適当に決めて問題ない

http://qiita.com/yuku_t/items/c7ab1b1519825cc2c06f

Go言語の開発環境構築 (Golang + Mac OS X + Vim)

http://note-of-engineer-b.blogspot.jp/2013/12/golang-setup.html