はじめまして!WEB事業部の小川です。
新しいMac OS(Catalina)が登場し、シーズの新しい物好きな社員達(自分を含む)はアップデートしてみました。
更新した感想等を書いていこうと思いますので、アップデートを検討されている方の参考になればと思います。
目次
とりあえず Sidecarが便利
iPadユーザーには朗報であったSidecarが便利で、今まで有料のアプリやハードを使わないと出来なかったiPadのサブディスプレイ化が手軽に出来るのはいいですね!
シーズの社員も早速使いこなしておりました※トレーダーではありません
やっぱりあった Catalinaの問題点とは?
特に開発者に問題がありそうだったのが、Catalina + Google Chromeで発生しているであろう問題点を中心に書いていきたいと思います。
1. input type=”number” のstepが実際のstepの2倍になる問題
stepの指定はしていませんが、Catalina + Google Chromeの方は増やしていくと2ずつ増えていきます。問題ない場合は1ずつ増えていきます。
※Chrome Canaryでは修正されて?発生しない様子。
Chromeの対応待ちですかね。
2. ヒラギノ角ゴPro/ProNが無くなった?
Catalina + Google Chromeではヒラギノ角ゴPro/ProN(Sans Serif)が明朝体で表示されてしまう問題が発生しています。
Apple公開しているmacOS 10.15 Catalinaの組み込みフォントリストには存在しているので「ヒラギノ角ゴPro/ProNが無くなった」と言うことでは無さそうです。
デザイナーやフロントエンドエンジニア の方は要注意ですね。
左がChrome 右がSafari
これもChromeの対応待ちですかね。。
3.Gitが使えなくなった?問題
Catalinaにして、エディターを開いてみると。。
1xcrun: error: invalid active developer path (/Library/Developer/CommandLineTools), missing xcrun at: /Library/Developer/CommandLineTools/usr/bin/xcrun
こんなエラーが出ていました。
エラー文言でググればすぐ解決法はありました。
こちらのコマンドで対応出来ました。
1xcode-select --install
4. zipファイルが解凍出来なくなった問題
zipファイルが解凍出来ない問題があるようです。
解凍出来ないパターンとして最初に考えられたのは
・日本語ファイルがダメ?
・暗号化されているとダメ?
・日本語のファイル名が含まれてても文字コードがUTF-8ならOK?
と言うことが考えられました。
圧縮時の文字コードはUTF-8にしている場合が多いと思いますが、Windowsを想定している場合はSJIS-WINに変更している可能性もありますね。
回避策として
「ファイル名をアルファベットにしておく」が1番安全
と言うことになりそうです。
最後に
セキュリティの面やSidecarが便利すぎる点では更新した方がいいのでしょうが、新しいが故の問題点もあるので、注意は必要ですね。
この手のアップデートは時間がかかります。
かったりーな・・・
最後まで読んでいただきありがとうございました。 小川