初めまして
今年の4月に入社いたしました新人インフラエンジニアの和田佳那子です
本日は
「さわって学ぶクラウドインフラ Amazon Web Serices 基礎からのネットワーク&サーバ構築 改訂版 大澤 文孝、ソラコム 玉川 憲、片山 暁雄、今井 雄大 著」という本についてブログを書いていこうと思います
https://www.amazon.co.jp/dp/4822237443/ref
目次
選んだ理由
アルバイト経験を通してサーバやAWSの基礎構築はできるようになりましたが、さらなる技術や知識の向上を求めて勉強中という事で、読んだ本のレビューを自身のフィードバックもかねてブログに公開することにしました
早速本のレビューに入る前になぜこの本を選んだのか、その理由ですが
- ネットで「AWS 初心者 おすすめ 参考書」で調べたら多くのサイトにこの本が取り上げられていた
- ちょうど良い分厚さだった
(私の性格上張り切って分厚い本を買うと、最初の数十ページを読んで自然と本棚行きになってしまう)
この2点からこの本を1冊目に決めました
ではいよいよ本のレビューに入ります
この本の流れ
この本の流れは
AWSを利用し構築を行っていく中で、ネットワークやサーバに関する知識を習得していくといったふうになっています
この本を最後まで読みながら手を動かしていけば最終的にwordpressを利用したブログシステムが出来上がります
一度ゼロから実際に自分の手で構築作業を行うとかなりの知識と自信がつくのでとても良いい仕組みになっていると感じました!
では具体的に良い!と思った点についていくつか挙げていきたいと思います
その1 この本は非常に画像(AWSコンソール画面のスクリーンショット)が多い
- 見開きで文字しかないぺージはほとんどない
- そのため文字ばかり読んで疲れることはなく、またAWSのコンソール画面を一度もさわったことがなくてもスムーズに一人でも構築作業が進められる
(スクリーンショットにも吹き出しでクリックするボタンや順番が示されていて、手順に書いてあるボタンどこにあるんだ、とならない)
その2 AWSの基本的なことを実際の作業を行いながら学習できる
- VPC、EC2、NAT、Route53などについておおよその概要を知ることができる
- 実際に自分でコンソール画面をポチポチして作業できるような内容になっているので記憶に残る
その3 AWS構築の流れの中でネットワークやサーバの超基礎的なことも教えてくれる
- 例えばセキュリティグループを作成する作業の前に、ルールの追加で出てくるポートとは何かから教えてくれる
その4 知識でなく実際の作業で利用できる技術や情報を教えてくれる
- ポートや、ネットワーク状態などの確認コマンドについてどのようなコマンドなのか、また実行後表示される内容の見方など実践的な内容を教えてくれる
とくにスクリーンショットの多さには作業していく際にとても助けられました
最後に
そして最後に本を読んだ目的でもある
この本を読んで得られたこと、成長できたことについて書きたいと思います
- AWSの構築を行いながら基礎を学習していくことにより、わからない箇所を毎回ピンポイントで調べていたことによってバラバラに散らばっていた知識に繋がりができた
- とくにHTTPの動きについて詳しく解説しているチャプターが、自分の知識の穴を埋めるうえで一番タメになった
(HTTPの動きについて詳しく把握できていなかった) - 今まで漠然としていた部分がはっきりとしたことにより、これから毎月本を読んで勉強していくための土台ができた
毎月関連書籍のレビュー公開第一弾でしたが、ただ本を読んで終わりでなく実際に文字にして公開する、というのは自分の想像以上に自分のモチベーション維持に効果があると実感しました
得た情報を自分の外に出すというのは重要ですね…