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AWS Certified DevOps Engineer - Professionalに合格しました

2022/09/26

こんにちは、クラウドソリューション事業部の本田です。先日AWS Certified DevOps Engineer – Professionalを受験しまして、無事合格することができました。前回SAPを受けてから今年の夏くらいに合格できたらいいなと思っていたので、なんとか合格できてよかったです。

今後受験される方のご参考になれば良いなと思って、試験に関して、また試験に向けて行ったこととかをお伝えできればと思っております。

筆者のプロフィール

普段はお客様のAWS上での環境構築、保守、運用といった仕事をしています。Lambdaを使って簡単なツールを作ることはありますが、アプリを作るためにガリガリコードを書いたりということはしていないです。なのでインフラ面でAWSを利用している感じです。まだまだサーバの中に入って作業をするということもありますが、サーバレスで構築する、CI/CDを構築するということも多くなってきましたので、この辺の知識を更につけていきたいなと思ったのが今回受験したきっかけです。

試験について

AWS Certified DevOps Engineer – Professionalとは

AWSで公開されているページから抜粋すると本試験の概要は以下となります。

AWS Certified DevOps Engineer – Professional は、AWS 環境のプロビジョニング、運用、管理において 2 年以上の経験を持つ個人を対象とするものです。この試験を受ける前に、以下の要件を満たすことをお勧めします。・少なくとも 1 つ以上のハイレベルプログラミング言語でのコード開発、高度に自動化されたインフラストラクチャの構築、およびオペレーティングシステムの管理の経験・最新の開発および運用のプロセスと方法論に対する理解・AWS で継続的デリバリーのシステムと手法を実装して管理する能力・セキュリティ管理、ガバナンスプロセス、コンプライアンス検証の理解、実装、および自動化する能力・AWS でのモニタリング、メトリクス、ログ記録システムを定義し、デプロイする能力https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-devops-engineer-professional/

とありますように、開発者寄りの知識を広く問われます。プログラミング言語について問われるようなことはなくアプリ開発をしていない筆者のレベルであっても問題はなかったですが、Gitなどの開発、運用周りの最低限の知識(ブランチや複数人での開発など)は求められます。あとはAWS Certified Solutions Architect – Associateの試験で求められるような範囲も出題されていました。AWS Certified Solutions Architect – Professionalほど広く、深くはありませんでしたがこれらの知識も必要になるかと思います。

試験に向けた勉強

試験に向けてどんな勉強をしたかですが、本来本試験を受験する場合は、セオリーとしてAWS Certified SysOps Administrator – AssociateとAWS Certified Developer – Associateを受験して合格しておくことです。これらの試験の知識が合わさって問われますので、受けずに受験した自分が言うのもなんですが、受験して合格しておくことをオススメします。たまたま業務でこれらに関するサービスを使ったことがあったり、なんとなく知っていたりという知識を持っていたんだと思います。

と本来はこうすべきだ、という話をした後に自分がやった勉強をお伝えします。

AWS Certified Solutions Architect – Professionalを取得する

今回の試験に向けてとなるとちょっと微妙ですが、本試験の約半年前にAWS Certified Solutions Architect – Professionalを取得しています。この試験に向けて勉強した内容がかなり役立ったと思っていますので、取得は無理でも問われる範囲の内容を頭に入れておくと良いと思います。ディザスターリカバリーの話、コストの話なども問われますので、やっておいて損はないと思います。

AWS Skill Builderを利用する

AWS Skill Builderで本試験に関する講座を試聴することができます。試験内容の6分野についてそれぞれ概要とポイントについて解説されています。また各分野では例題が出題されており、そちらの解き方についても解説されています。試験の概要と解き方の把握にちょうど良いかと思いますので、勉強の序盤に見ることをオススメします。

模擬試験を受験する

以前までは有料でしたが、無料でAWS公式の模擬試験を受けることができます。本番さながらの試験になっていますので、良い予行演習になるかと思います。被る部分もありますが、何パターンか問題は用意されていそうでしたので、複数回受けることをオススメします。各問題に解説もついていましたので、時間をかけて解説を読み理解しながら進めるのが良いかと思います。

White PaperとBlackbeltを見る

AWS Skill Builderと模擬試験で理解できなかった点はこれらの資料を読み込んで補っていきましょう。実際の試験では各種サービスの細かい仕様について聞かれますので、ざっくり概要は知っているサービスも読み込んでおくことをオススメします。特にCloudFormation、Autoscalingあたりは細かい仕様が多いのでしっかり読んでおくと良いでしょう。

合格のためにできる一番簡単なこと

これはどの試験でも言えることですし毎回そう思うのですが、まずはとりあえず申し込んで試験日を決めてしまいましょう。これくらいできるようになったら受験しようみたいな感じだと、ついつい伸ばしがちになってしまいますし、だらだらとやるのも時間がもったいないです。上記に記載した資料や模擬試験などを1,2周できたらとりあえず申し込んでしまいましょう!気持ちを試験モードに切り替えて、あとはひたすら勉強するのみです。

最後に

年内の目標はAWS Certified Security – Specialtyも取得することです。ちょっと試験も終わってゆっくりしたいので、11月中くらいを目標に取得したいなと思っています。取得できた暁には、またブログにできればと思っています。次も頑張ります。