hero_picture
Cover Image for AWS クラウドプラクティショナー受験記(2023年10月版)

AWS クラウドプラクティショナー受験記(2023年10月版)

こんにちは。システム開発事業部の千代田です。

初のブログ投稿になります。

今回はAWS認定の一つである、AWSクラウドプラクティショナー合格までの私なりの勉強方法を受験記としてまとめておきたいと思います。

受験のきっかけ

入社後にクラウドプラクティショナーを取得することが目標の一つでしたので、ぼんやりと年内に取得することを考えていました。

入社してある程度経った頃にはAWSコンソールを操作する機会が出始めたこともあり、受験に動き出しました。また、社内でAWS認定チャレンジというものが開催されており、11月末までに取得をした人が対象になっていましたので、間に合わせたいという思いもありました。

受験までの道のり

ここからは、実際に受験するまでの期間に取り組んだ内容を時系列でまとめました。

受験したのは2023年10月末で、3ヶ月半前の7月中旬から対策を始めました。

勉強には以下の3つを用いました。書籍は主に辞書のような感覚で使用しており、メインは問題集でした。

また、AWS公式サイトは、サービスをもっと深く知りたい時に参考にしていました。

経験上、自分に合った勉強方法は「問題集を繰り返し解き、その都度間違った問題をメモ+解説を手で書いて覚える」である事が分かっていたので、今回もその方法で取り組みました。

もちろん、いきなり解き始めても分からないサービスが大半なので、はじめは書籍に目を通し、サービスの名称などは見た/聞いたことがある程度にはしておきました。

対策開始〜7月末

実際に問題を解いてみると、案の定正答率は酷いものでした。勉強し始めてすぐだったので、今となっては当然のことだと思えるのですが、何度解いても正答率が一向に上がらずモチベーションは下がる一方でした。

そんな状態が続き、一度心が折れて2週間ほど勉強から遠ざかってしまいました。

8月中旬〜9月末

8月中旬になって考え直したところ、このままでは目標の10月末に間に合わないと思い、勉強を再開しました。

それまでは1日の勉強時間を決めていませんでしたが、時間を決めてメリハリをつけるようにしました。具体的に、毎日の寝る前1~1.5時間を勉強に充てていました。

2週間空いていたとはいえ、内容の何割かはまだ覚えていたようで、勉強開始当初と比べると正答率は少しだけ上がっており、モチベーション維持に繋がりました。

1日1時間を毎日続けたところ、サービスの内容まで理解できているものが増えていき、正答率が上がったため、そこからは問題を解くことが苦ではなくなってきました。

全問正解が安定して出せるようになり、そろそろ自信がついてきたと思ったタイミングで受験を申し込みました。

受験申し込みは下記リンクから可能で、申し込み時にはこちらの記事を参考にしました

https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-cloud-practitioner/

10月頭〜受験日前日まで

練習問題の正答率も随分上がったことや受験日が迫ってきたこともあり、問題集に付属していた模擬試験に挑戦し始めました。挑戦当初は問題の多さと内容に圧倒され、思った通りの点数は出せませんでした。しかし、心は折れませんでした。

また、この時点で勉強用ノートにも過去に間違えた箇所が溜まってきていたので改めてそれを見直す時間を設けて、何度も違っているところを念入りに理解を深めました。

  • ミスが多かったもの
    • Amazon Rekognition, Amazon Polly, Amazon Kendraの違い
    • AWS Elastic Beanstalk, Cloud Formation, OpsWorksの違い

受験まで残り1週間の時点で、試験と同じ問題数を20分程度で解き終われるようになり、安定して目標点数以上を出せるようになりましたので、試験に臨もうと思いました

受験日当日

試験はテストセンターで受験しました。自宅からでも受験できるようですが、周辺環境の審査が厳しいという話を先輩方から聞いていたため、テストセンターにしました。

試験は午後に設定していたため、当日の午前中はテストセンター近くのカフェで2時間ほど最後の仕上げをしました。時間に余裕を持たせていたことで過度の緊張も解け、一抹の不安はありながらも落ち着いて受験に臨むことができました

緊張の瞬間

無事、合格していました!

スコアレポート
スコアレポート

目標点数には届きませんでしたが、10月末までの合格という目標を無事達成し、安堵しました。

試験自体は、既出問題と初めて見る問題との割合が個人的に6:4程度あり、焦りましたが何度も考えて回答しました。

合格できた一方、返却されたスコアレポートの詳細には基準を満たしていない項目もありましたので、またまだ知識不足であることを痛感しました。

まとめ

約3ヶ月半かけて試験対策をし、合格できたことは喜ばしいですが、反省点だらけの受験でした。

一番は、AWS公式の情報をほとんど確認していなかったことです。公式が提供してくださっている情報は山ほどあるのに活用していなかったことは勿体無いの一言に尽きますし、知っていればスムーズに回答できた問題があると予想できるので、必ず活用すべきだと感じました。

また、クラウドプラクティショナーの受験を受けて、実際に使用するサービスについての理解が深まり、AWSのサービスへの抵抗がなくなったため、業務の幅が広がったと感じましたのでとてもよい経験でした。

次はSAAを受験する予定ですので、今回の受験の反省点を活かして頑張ろうと思います。

目指せ800点以上合格

長くなりましたが、この受験記が少しでも参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。


👉️ AWS Graviton のことなら acCloud にお任せください!
👉️ AWS Graviton のことなら acCloud にお任せください!